練習用の瞑想
以下の文章は、スワミ・ヴェーダによる「Sample Meditation」の和訳です。
これまでに瞑想を学んだことがなくても、スワミ・ヴェーダと共に、グローバル瞑想に参加したい方は、彼の小冊子『Beginning Meditation(はじめての瞑想)』と、ガイド付き瞑想のCDを入手することをお勧めします。それまでの間、また正しい座り方や呼吸法のトレーニングを受けるまでの間は、以下の簡単な手順に従ってください。
1. 平らでしっかりとした、クッションのある面にできるだけ背筋をまっすぐにして座ります。
2. 額の力を抜きます。
3. 顔や身体の筋肉の緊張を解きます。
4. 呼吸に意識を向けます。
5. 呼吸はゆっくり、やさしく、なめらかに、均等に。息に引っかかりや音がないようにします。
6. 鼻孔における呼吸の触感と流れを感じ取ります。
7. 呼吸と呼吸の間に間を置かないようにします。一つの呼吸が終わったらすぐに次の呼吸が流れ、鼻孔に触れるのを感じ始めます。
8. 数呼吸した後、以下のいずれかを選びます:
a. 自分の宗教や伝統の中で最も親しみのある神の名前
b. 聖典や伝統に由来する神聖で短い言葉や祈りの言葉
c. 神や霊的な存在を信じない場合は、息を吐くときに「ワァーーーン(One)」と心の中でゆっくり思い、吸うときに「トゥーーー(Two)」と数を意識します。呼吸と数の間に切れ目がないようにします。
9. 息を吐くときに、その言葉やフレーズを心の中で思い浮かべます。吸うときも同様に心の中でその言葉を思います。
10. 呼吸の間に切れ目を作らず、同じ言葉の思考の流れも途切れないようにします。
11. 思考の流れが途切れ、他の考えが浮かんできたことに気づいたら、最初の手順1から再開します。
12. 自分の好きなだけ座っていて構いません。
13. 瞑想後も、心の静けさがそのまま続くようにします。
14. 一度に2~3分でも、一日に何度もこの瞑想を実践することで、自分の中に微細な良い変化が現れるのが感じられるでしょう。
15. 心が繰り返し行うことは習慣となります。心を繰り返し静めることで、心は本来の静かな状態に戻っていきます。
満月瞑想
どこにいても、ご自宅でもご友人とご一緒でも、1時間の瞑想にご参加いただけます。瞑想がまったく初めての方から、長年瞑想を実践されている方、イニシエーションを受けている方も、受けていない方も、すべての方を歓迎します。もし1時間すべてを座っていられない場合は、可能な時間だけで構いません。スワミ・ヴェーダはこう仰られています。「たとえ立ち上がった後も、心の静けさを保ち続けなさい。」
2025年 満月瞑想のスケジュール
1月13日、2月12日、3月13日、4月12日、5月12日、6月10日、7月10日、8月9日、9月7日、10月6日、11月5日、12月4日
満月瞑想についての詳しい説明は、以下のリンク先をご参照ください。
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